2000年代ロックバンドの中で世界最高のバンドとも言われているMUSEを紹介します。
MUSEの何が最高かって?
何せライブのクオリティがものすごい!です。
またギター、ベース、ドラムなどの演奏、ボーカルの各プレーヤーのレベルも高く聴き応えがあるのと、メロディがしっかり立って聴きやすいというところでしょうか。
※曲もわかりやすく難解ということはないため取っ付きやすいです。
このBEST LIVE ACT IN THE WORLD THE TODAYというのは和訳すると、今日世界で活躍する世界最高のミュージシャンということです。
つまり世界最強のバンドとして実際に選ばれたバンドです。
※サッカー選手で言えばバロンドールもらったみたいなもんですね
また音楽の賞として最高の賞の一つでもあるグラミー賞も2回受賞しています。
MUSEは欧州で最大級のロックフェス「グラストンベリー・フェスティバル」でも大トリを飾ったこともありますし、日本のフジロックやサマーソニックなどでもヘッドライナーを務めるほどのバンドです。
MUSEは生きている内に最もライブを見ておかなければいけないバンドだと断言できるでしょう!
最初にMUSEが登場した時は、レディオヘッドが世界を席巻していた時代であったためと「MUSEのボーカル マシュー・ベラミー」の歌い方が「RADIOHEADのボーカル トム・ヨーク」と少し似ていたのでレディオヘッドのフォロワーだと揶揄されていましたが、2枚目のアルバムからは見事その声をはねのけMUSEは確固たるバンドの地位を築きました。
※COLDPLAYもレディオヘッドのフォロワーだと言われていました
それでは2000年代 の世界最高峰のロックバンドMUSEを紹介していきますので、ぜひ見ていってください!曲だけでも聞いてもらえると嬉しいです。
MUSEのエピソード ミューズは親日家?日本が嫌い?ダサい?について
ここではMUSEについての逸話を紹介します。
MUSEは親日家?それとも日本が嫌い?鉄拳とコラボ
日本が嫌いという訳ではなく親日家です。
嫌いと言われた理由は旭日旗をPVで使用して韓国から非難を浴びただけ
後述するPANIC STATIONの冒頭で旭日旗を使用していて韓国側から非難が来たようで謝罪をしています。
親日家の理由1 鉄拳とのコラボは3回
MUSEが日本で有名になった理由としては鉄拳さんとのMVですが、泣けるとして評判になりました。
Exogenesis Symphony Part3
人の一生を時計の振り子に重ねながら表現しています。
AftermathのPV
MUSEはダサい?評判のPVとは?
MUSEがダサいと言われている理由としてPANIC STATION(パニックステーション)のPVがあげられます。
プロデュース、編集までされていますが、なんだかふざけたMUSEのメンバーの姿が見れます。
メンバーの衣装もあえてダサい派手な格好ですし、変なダンスのポーズをとって目から光線を出して洗脳してますし…w
うーん日本語のパニックステーションのロゴの改行の位置www
親日家の理由2 PVのロケ地を日本にしている
これは日本の渋谷や歌舞伎町で撮影されています。
好きじゃないとロケ地では選ばないですよね。
親日家の理由3 日本を特別な国としてマシュー・ベラミーが発言
NEWS ZEROでの番組内で、マシューベラミーが「ライブの原点は日本です。デビューして数年、日本で行ったライブでパフォーマンスをし、それが喜んでもらえたので日本はそれ以来特別な国です」語ったとのことです。
MUSEの代表曲、名曲をライブ映像にて紹介
次にMUSEの曲を最高のライブ音源で見れば良さが最大限に伝わると思います。
Plug in baby プラグインベイビー MUSEの入門に最適な曲
2枚目のアルバム ORIGIN OF SYMMETRYから「Plug in baby」2001年の曲です。
この曲はイントロから駆け抜ける疾走感のある曲です。
イントロのギターリフもかっこいいですし、サビもメロディアスでライブではみんな合唱する名曲です。
曲調もシンプルでとっつきやすくオススメです。
ぜひイントロから聞いてほしい。
アルバムは2枚目のOrigin of symmetry(オリジンオブシンメトリー)からです。
最高のロックアンセム Stockholm syndrome(ストックホルムシンドローム)
次に紹介するのは3枚目のアルバム 「Absolution」(アブソリューション)から彼らのロックアンセムとも言える曲 Stockholm syndrome(ストックホルムシンドローム)を紹介します。
いやーこの曲はライブで最高に上がる曲で、ファンはジャンプしまくりの大合唱が起こる曲です。
イントロからの怒涛のギターとベースのフレーズ、そこにNirvanaのデイヴ・グロールのような暴れるドラミングが乗り、そしてサビ部分のバックには壮大な美しいシンセサイザーとドラマチックなメロディのボーカル、そしてそこから急展開の激しいグランジやハードロックのリフが入ります。
MUSEの中では曲の展開がある曲ですが、リズムも半分になったり倍になったりこの曲でしかありえない神進行で曲が繰り広げられる神曲です。
ちなみにストックホルム症候群(シンドローム)は、犯人に監禁された被害者などが長い時間加害者と接することで加害者などに共感したり好意をよせたりするものですね。
アルバムはAbsolutionから3枚目の名盤です。
MUSEで一番の人気曲 「New Born」
最もMUSEで人気の曲は2枚目のアルバム「Origin of symmetry」の一曲目「New Born」です。
ピアノの弾き語りから始まりピアノのアルペジオが弾かれたあと、静けさがシーンと広がるなか歪んだベースで鳴り響きそこからグランジを思わせるギターとドラムが入ってくるヘヴィなナンバーです。
New Bornとは新生児ですね。
こちらも収録されたアルバムは2枚目に収録されています。
ギターを弾きたくなる名曲 Knights of Cydonia (ナイツオブシドニア)
こちらは4枚目のアルバム「Black Holes and Revelations」(ブラック・ホールズ・アンド・レヴァレイションズ)に収録されています。
壮大な曲の展開が魅力の曲です。
馬に乗っているようなリズムに乗っかかる壮大なコーラスとメランコリックなギターメロディ。
後述しますが、プロのギターリストのお父さんの才能を引き継いでいるなと思う曲。
リフでグイグイ押していく曲なので、ギターヒーローでもあるマシューが最大限活きる曲です。
2000年代のギターリフと言えば「Supemassive Black Hole」 Apple musicでMuseで1位
こちらは格闘技のイベント「PRIDE」にても入場曲として使われていた人気曲で、Apple musicでもダウンロードでは常に1位か2位。
ヘヴィなギターリフとリズム隊で徐々に客を温めていくようなナンバーですね。
みんなで手拍子をしたくなる爽やかなナンバーStarlight
LIVEの一曲目としてもってこいの曲で、手拍子をしたくなる曲です。
MUSEのナンバーとしては爽やかめなナンバーですね。
まだまだ名曲もあるのでまたぼちぼちと曲紹介を追加します。
MUSE(ミューズ)バンドのメンバー紹介
バンドの構成としてはボーカル&ギター&ピアノ&シンセサイザーのマシュー・ベラミー、ベース&コーラスのクリス・ウォルステンホルム、ドラム&コーラス シンセサイザーのドミニク・ハワードの3人の3ピースのバンドです。
ギタリストでボーカルのマシュー・ベラミーの紹介
ギターヒーローで声量がありファルセットを多用したボーカルスタイルのMUSEというバンドの顔であるマシュー・ベラミーですが、実はお父さんもミュージシャンです。
マシューのお父さんはザ・トルネイドーズ(The Tornados)のギターリスト
実はマシューのお父さんはザ・トルネイドーズ(The Tornados)というインストバンドでギターを弾いていたとのことで、ザ・トルネイドーズは「テルスター」という曲で全米1位を取ったほどです。
こちらはその曲です。
なんかこの曲を聴いて情熱的な曲調は間違いなくマシュー・ベラミーが影響を受けているな~って感じませんか?
この音楽センスは間違いなくマシュー・ベラミーに引き継がれていますよね。
3人共イングランドのデボン州ティンマス出身とのこと。
ここはとてつもない田舎のようで音楽以外楽しいことが何もなかったメンバーが、音楽に楽しさを見出しバンド活動をスタートさせます。
楽器はギター以外に、ピアノ、シンセなどどれも上手い彼。
なんとギターとピアノともに独学らしいのが驚きです。
現代のギターヒーローだが、ある種変態的なギターリスト
マシューの憧れのギターリストと言えばRage against the Machineのトム・モレロですが、メタリカやアイアン・メイデンなどの影響を受けてのメタルリフや速弾きのようななギターフレーズもあります。
ただイングヴェイ・マルムスティーンを聴いた時に、こんな風には弾けないと思ったそうなので速弾きなどはそこまで多様しないですね。
しかし、ニルヴァーナ、ジミヘンあたりを聴いて混沌としたギターなら弾けるかもしれないと思ったそうです。
ピアノは独学で地元のコンクールで優勝
ピアノはラフマニノフやベルリオーズが好きだそうですが、スティービー・ワンダーやレイ・チャールズなどのキッカケでピアノを弾き始めたようです。
神童って感じがしますね!
私生活では女優のケイト・ハドソンと4年間結婚し、その後モデル兼女優のエルエヴァンスと結婚しています。
ベース&コーラスのクリス・ウォルステンホルム
元々彼はドラムをしていて、マシュー・ベラミーとドミニク・ハワードが最初The Rocket Baby Dollsというバンドをする際にはじめてベースを持ったとのこと。
それにしてはめちゃくちゃベース上手いですよね!
また様々な楽器をこなせて、ハーモニカ、シンセサイザー、ハーモニカ、ギターまでこなせるとのこと。
ベースもコーラスもうまいがヘッドバンキングで
ベースはなんとポール・マッカートニーも絶賛していたとのことです。
そしてライブではヘッドバンギングが激しいのが特徴的ですが、首振りすぎて首をいためたとのこと…w
またコーラスもかなりうまく声質もよく評判が高いです。
なんと「save me」、「liquid state」ではメインボーカルも務めています!
また6人もいる子だくさんのパパです。
ドラム&コーラス シンセサイザーのドミニク・ハワード
MUSEのリズム隊を支えるのは、ドミニク・ハワード。
ニルヴァーナのデイブ・グロールに影響を受けたようなパワフルで豪快なドラミングが特徴ですね。
ドミニクはジャズドラムをキッカケにドラムを始めたそうです。
ギターも少し弾けるようです。
最強のライブバンドMUSEのまとめ
最強のバンドMUSEはいかがでしたでしょうか?
良い曲もいっぱいあるし、何より音源と同じかそれを上回るクオリティでライブをしてくる稀有なライブバンドです。
ぜひとも少しでもMUSEのことを好きになってくれたら嬉しいです!