今回はいつもと違う視点で語りたいと思います。
ブランキージェットシティ(Blankey jet city)がダサいとか嫌いという、google検索のサジェストワードがありまして。
へーそんな人もいるのかと思いつつも、ブランキーを初めて聞いたときは私もそういうように思っていた時期があったなと改めてブログで書きたいと思いました。
ブランキージェットシティはギターボーカルに浅井健一、ベースに照井利幸、ドラムに中村達也がいる90年代を代表する日本のロックバンドです。
ちなみに私が日本で1、2を争うほど好きなバンドがブランキージェットシティです。
ブランキーの歌詞はダサい?
赤いタンバリンなどの歌詞について、比喩がどーのこーのなどの文章を見ましたが個人的にはそんなことも思わず。
ただちょっと苦手だと思う歌詞もあったので伝えたいと思います。
Harlem Jetsに収録されたCOME ON
ラストアルバムのHarlem Jetsのラストナンバー COME ONですが、この曲はこれまでのブランキーと全く血色が違う歌詞だなと初めて聞く時に思った記憶です。
ヤンキーだった浅井健一は尖った歌詞を書いていたのですが、この歌詞では「正義がしたいこの街のため」と歌います。
「come on 心を開き come on ここにおいでよ come on 夢じゃないのさ」
当時はうーんちょっと歌詞がクサイ気がすると思っていました。
でも、これは10年間必死にやってきたブランキーが解散するにあたっての曲でもあるので、歌詞が感動的な箇所もあります。
パープルジェリーからジェリーが歌詞に出てきて、下北沢の震えていた猿に対して「あの猿はきっと天国」など、これまでの歌詞で描かれていたものが書かれています。
そして解散していなくなることについて、「いつか君がいなくなっても いつかぼくが灰になっても 怖がることは何ひとつない ぼくたちは多分つながっている 怖がることは何ひとつない ぼくたちは多分つながっている だって答えはどこにもないよ 感じてることそれがすべてさ」
という歌詞には心が打たれた記憶があります。
ブランキーとして解散しても、私達ファンとブランキーは繋がっているといるんだと思います。
僕はヤンキー
パパママ僕はヤンキー 口じゃとても言えないくらいの、パパママ僕はヤンキー さらさら流れる小川みたいさの歌詞については当時から変な歌詞を書くな~と思った記憶です。
この辺に関してはヤンキー、不良文化もあるのと、90年代なので24~26年前ぐらいに作られた歌詞ということもあり歌詞が一昔前に感じることもあるかもしれません。
※浅井健一さんらが中学高校のときは不良文化がものすごかったですから
もう時代が変わってしまったのもあります。
だからこの辺は30代に書かれた浅井健一さんの歌詞と90年代の歌詞ということを考慮してほしいなと思います。
成熟した歌詞は直近の浅井健一さんの歌詞に現れており、Sherbetsなどの曲を聴くとよいと思います。
下記はブランキー解散後に浅井健一さんがしていたバンドの数々です。
ブランキーとは違う歌詞や世界観、より洗練された音楽性などを発揮しています。
浅井健一(ベンジー)の歌い方、メロディが嫌いというか苦手だった時期
最初にブランキーがとっつきにくいと思ったのは間違いなくボーカル浅井健一さんの歌声でした。
今となればベンジーは唯一無二で大好きな歌声ですが、初見で聞いたときは甲高く細い特殊な声といいますか。
曲はいいのに好きになりきれないと思う時期もありました。
浅井健一さんは良い意味でも変に媚びを売った音楽(メロディ)を作ることが少ないミュージシャンです。
Harlem Jetsに収録されているリスとか苦手でしたね。
また音程がずれているのか、わざと外しているのか(不協和音というか)などの歌い方も狙ってするときがあったので苦手だな~と思った時期があります。
ブランキーの初期はダサい?
ブランキーを初めに知ったのは赤いタンバリンやロメオの心臓あたりだったので、そのときはメンバーみんなが洗練されていたのでかっこいいです。
でもデビュー前のイカすバンド天国に出演時は、服も洗練されていないですし髪型などもちょっと時代を感じてしまうのが正直なところですね。
浅井健一さんはリーゼントバリバリでしたし、照井利幸さんはバンダナを巻いているしでなんか垢抜けない感じはありました。
でもデビュー前のバンドはよっぽどの自己プロデュース力がなけりゃあそりゃあ誰も洗練されていないよねとか思います。
そんなことより本気で歌う姿勢や気合の入った演奏で注目を集め、イカ天キングになったのですから。
ブランキーはダサいまとめ
個人的にダサいかもと思ったブランキーの点をまとめました。
人によって好き嫌い、かっこいいダサいと思うものは違いそれぞれの感性でもあります。
ただ私はブランキーが好きなのでダサい点なんか遥かに超えてかっこいい点に魅了をされつづけています。
嫌いなばかり語るより好きなものについて語る方がみんな明るい気持ちになるのでとも思っています。