グレッチで殴っての元ブランキージェットシティ浅井健一(ベンジー)の名曲、名言、現在

ベンジーグレッチで殴っての浅井健一さんの名曲、逸話を紹介邦楽(JROCK)

今回は椎名林檎さんの「丸の内サディスティック」の歌詞に出てくるベンジーこと浅井健一さんを紹介します。

浅井健一さんは1990年代に大人気となった伝説のスリーピースバンド ブランキージェットシティ( Blankey jet city)のギターボーカルです。

 

現在浅井健一さんはブランキー後に活動を始動させたSherbetsやJUDE、浅井健一さんのソロ、Pontiacs、インターチェンジキルズなどのバンド活動にとどまらず、絵画や詩集を出されるなど多彩な活動をしています。

※お店でカレーもだしたり

3/13日にAJICOがラヴの原型をリリースしてライブツアー中です。

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ブランキーの時はMステやHEYHEYHEYなどのテレビにも出演していたので世間にも認知度が高く、千原ジュニアさん、バイキングの小峠さん、フットボールアワーの後藤さんはファンを公言していますし、嵐のメンバーにもブランキー好きがいるなど人気も高かったです。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェルガンエレファント)のチバユウスケさんもベンジーが好きで、リハで赤いタンバリンを弾く様子が動画で残っていたり、椎名林檎さんも浅井健一さんのことを歌詞に出したりコラボをしたりと日本の音楽シーンに影響を与えました。

浅井健一さんがブランキー結成前、ブランキー活動中、ブランキー解散後どんな活動をしていたのか、逸話とともに紹介をします。

浅井健一さんは現在 自身のインディーズレーベル SEXY STONE RECORDS (セクシーストーンレコーズ)の代表取締役をしながらバンド活動をしています。

ちなみにベンジーは映画「グローイング・アップ」のベンジー少年に似ていることから照井利幸さんから名付けられたようです。

ベンジー関連は下記にも記事を作成しています。

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  1. 浅井健一さんは90年代を代表するロックバンドBLANKEY JET CITYのギターヴォーカル
    1. BLANKEY JET CITYのメンバー ギターボーカルの浅井健一、ベースの照井利幸、ドラムの中村達也
    2. Gretsch (グレッチ) はベンジーが使うギターの種類 武器ではない
    3. 楽曲ディズニーランドへのエピソード
    4. ブランキーがデビューするキッカケは 三宅裕司のいかすバンド天国(イカ天)
      1. イカ天に出ようってなったのはメンバーの中村達也が言い出した
      2. イカ天で演奏した曲は1stにおさめられているもサウンドは満足していない
    5. BLANKEY JET CITYが解散した理由について
  2. 浅井健一さんの名言、逸話など
    1. 浅井健一さん名言 何かを好きになる”ってことが世の中の全部を動かしとると思うんだわ。
      1. ベンジーはダジャレ好き
        1. 俺の大事なバインダーがどっか行っちゃった。どうすればバインダー
        2. ソビエトには山がソビエトル
        3. 宴会ばっかやってえーんかい
        4. もちろん!アイロン!夕張メロン!
    2. 浅井健一さんが対談インタビューしたすごい著名人
      1. シザーハンズ、チャーリーとチョコレート工場などの映画監督ティム・バートン
      2. 90年代のオシャレ映画バッファロー66の映画監督 ヴィンセントギャロ
    3. 伝説的なギターリスト「サンタナ」が日本で有名なボーカルを探した結果 浅井健一さんが呼ばれた
  3. 浅井健一さんがブランキー後に活動したバンドについて
    1. Sherbets シャーベッツ
    2. AJICO アジコ
    3. JUDE ユダ
    4. PONTIACS
  4. 浅井健一さんのソロ、名曲
    1. 危険すぎる
    2. 高い声が出なくなっている、シャウトが出にくくなっているが
    3. ベンジーは天然と言われている 自分の気持ちに忠実に生きている
  5. 椎名林檎さんは浅井健一さんのベンジーのファン
    1. 浅井健一さんの「危険すぎる」椎名林檎さんの「罪と罰」でコラボ
    2. 丸の内サディスティックの歌詞の意味
  6. 浅井健一さんのまとめ

浅井健一さんは90年代を代表するロックバンドBLANKEY JET CITYのギターヴォーカル

日本のガレージロックバンドとして二大巨頭として言えるのがブランキージェットシティとミッシェルガンエレファントです。

そのブランキーのギターヴォーカルが浅井健一さんなので、日本のロックシーンでは伝説的な人です。

90年代この時代に全盛期を誇っていたのが、XJAPANやLUNA SEA、L’Arc~en~Ciel、GLAYを筆頭とするビジュアル系です。

彼らのような見た目が美しく化粧をする様式美のバンドではなく、生々しいほどのシンプルな演奏スタイルで演奏がしたのがブランキージェットシティやミッシェルガンエレファントです。

一言で言うと洋楽好きも認める日本のバンド BLANKEY JET CITYとTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTです。

BLANKEY JET CITYのメンバー ギターボーカルの浅井健一、ベースの照井利幸、ドラムの中村達也

ブランキーのメンバーは三人とも名古屋出身で同郷です。

照井利幸さんと一緒にバンドを組んだのちに中村達也さんが合流しバンドの結成となったようです。

浅井健一さん照井さんとは名古屋のディスコで、中村達也さんとベンジーは中村達也さんのバンドを見に行ったときに出会ったとのことです。

ブランキーにおいて当社中村達也さんはなぜかマネージャー的役割だったようです。

昔から中村達也さんは高校時代から人気でSHOCKERS、OXYDOLL、the 原爆オナニーズ、ザ・スターリン、THE GOD、MASTURBATION、NICKEY & THE WARRIORS、THE STAR CLUBなどでドラマーとして活躍をしていました。

中村達也さんが活躍をするのを見て、浅井健一さんは音楽の道でいこうと思ったことを浅井健一さんのラジオ「ナイトチョコレート」で語っていました。

Gretsch (グレッチ) はベンジーが使うギターの種類 武器ではない

たまに勘違いをされますが、グレッチは武器ではありません。

こちらは椎名林檎さんの丸の内サディスティックの歌詞、そしたらベンジーグレッチで殴っての歌詞で勘違いされています。

浅井健一さんが使用するギターがグレッチというメーカー(楽器会社)のセミアコースティックギターです。

元々ベンジーが好きなストレイ・キャッツのブライアン・セッツァーも愛用しているギターで、名機といわれるギターです。

元々ブライアンセッツァーも好きだし、ベースのネオロカビリーなどではウッドベースで弾くことが多いのですが、ウッドベースの音色に合わせるにはグレッチじゃないと合わないと思いグレッチを選んだのだとか。

 

ベンジーが使うグレッチはTennessean(テネシアン)というタイプのギターです。

他にもホワイトファルコンもあるのですが、そちらはベンジーが初めてかったグレッチのモデルらしいですが40万円した中古ですごく弾きにくかったらしく売ってテネシアンに買い替えたそうです。

※現在はベンジーモデルも発売されています。

楽曲ディズニーランドへのエピソード

ディズニーランドへという曲は歌詞が独特で人気です。

爆笑問題と共演されたラジオでも言っていましたが、当時の気持ちを素直に歌ったとのことです。

周りでは愛とかそんなことばかりが歌詞になっていたが、自分はこれが正直な気持ちでいいと思ったと語っていました。

アル中の先輩がディズニーランドに行こうとすごく誘ってきたとの噂です。

中村達也さんがラジオで言っていたのが、ベンジーがすっげぇかっこいい曲できたんだよねと持ってきた曲がディズニーランドへだったそうです。

セカンドアルバム「Bang!」に収録されています。

ブランキーがデビューするキッカケは 三宅裕司のいかすバンド天国(イカ天)

ブランキージェットシティが、デビューするキッカケとなったのはイカ天です。

なんとこの番組で5週連続勝ち抜きをしたことで世間にその名を知らしめることになりました。

イカ天に出ようってなったのはメンバーの中村達也が言い出した

イカ天に出ようと言い出したのはドラムの中村達也さんとのこと。

浅井健一さんをなんとしてでも世の中に出さないとイカンと思った旨の発言をされています。

イカ天で演奏した曲は1stにおさめられているもサウンドは満足していない

イカ天で演奏された曲は一週目にCAT WAS DEAD、二週目にMOTHER、三週目に不良少年のうた、四週目に僕の心を取り戻すために、五週目に狂った朝日となっています。

演奏された曲は1stアルバムの「Red Guitar And The Truth」に収録されていますが、そのサウンドに満足がいっていないので後々ベストアルバムの「Six」にて再収録されています。

プロデューサーはピストルズやクラッシュのアルバムを手掛けたJEREMY GREENでしたがどうも合わなかったよう。

BLANKEY JET CITYが解散した理由について

こちらは再結成はあるのか?など情報を集め記事にまとめています。

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浅井健一さんの名言、逸話など

浅井健一さんはとても正直な人なので数々の名言や逸話などがあるので紹介していきます。

浅井健一さん名言 何かを好きになる”ってことが世の中の全部を動かしとると思うんだわ。

こちらはブランキーを追った貴重な本 ワイルドウィンターでの一節。

人を好きになると自分の限度なんか考えずに頑張っちゃうもんね。
結局、世の中を動かしとんのはそれだと思うんだわ。
人を好きになったりだとか、音楽を好きになったりだとか、森を好きになったりだとか、
何かを好きになるってことが世の中の全部をを動かしているんだと思うんだわ。

さすが、ベンジー。本当に歩く芸術だと思っちゃいます。

ちなみにワイルドウィンターはベンジーのみならず、中村達也さんや照井利幸さんの天然エピソードもあってめっちゃおもしろいのでぜひ。

ベンジーはダジャレ好き

自他とも認めるダジャレ好きなのが以外ですが、ラジオでも言っていました。

俺の大事なバインダーがどっか行っちゃった。どうすればバインダー
ソビエトには山がソビエトル
宴会ばっかやってえーんかい

言葉遊びがすきなんですかね。

お笑いではなだぎ武のビバリーヒルズのディランのモノマネが好きだとのことです。

 

浅井健一さんが対談インタビューしたすごい著名人

ベンジーはけっこうなメンツとインタビューをしてきましたのでそちらを紹介します。

シザーハンズ、チャーリーとチョコレート工場などの映画監督ティム・バートン

世界のティム・バートンと話すなんて、なんかすごいですよね~

90年代のオシャレ映画バッファロー66の映画監督 ヴィンセントギャロ

オシャレ映画ヴィンセントギャロともインタビューをしていました。

お互いに気に入っていて、ベンジーはヴィンセントギャロの映画のタイトル「ブラウンバニー」をJUDEのアルバムの曲名にしていました。

 

伝説的なギターリスト「サンタナ」が日本で有名なボーカルを探した結果 浅井健一さんが呼ばれた

サンタナさんがカバーアルバムを出す際に日本で有名な男性ボーカルを探していて、ベンジーの声を気に入りボーカリストとして採用しています。

二人がコラボした曲はこちらZZ TOP の名曲 LA GRANGEです。

浅井健一さんがブランキー後に活動したバンドについて

浅井健一さんがブランキーを解散したのは2000年、解散から20年以上たちますがずーっと精力的に活動されています。

Sherbets シャーベッツ

ブランキー以降一番早く始まった活動がシャーベッツです。

元々ブランキー活動中にシャーベットとしてソロ活動をした流れを組んだバンドです。

当時ブランキー以外に表現したかった音楽、年を経たからこそ表現できる音楽性など浅井健一さんの天才性を知るには素晴らしいバンドです。

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AJICO アジコ

日本最高峰の女性ボーカルUA(ウーア)とのバンド。

当時一年ほど活動して活動休止、2022年に奇跡的に再活動をしました。

詳しくは下記の記事に書いています。

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JUDE ユダ

浅井健一さんがブランキー以降、スリーピースのギターボーカルに復活したバンド。

本人がインタビューにて最高に楽しかったバンドと答えています。詳しくは下記にて

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PONTIACS

浅井健一さんが久しぶりにベース照井利幸さんと活動したバンドです。

一緒にサーフィンをする中で久しぶりにバンドで音を出すとどう変わってくるか?と思ったようです。

指弾きを多様するようになって渋くなった照井利幸さん

浅井健一さんのソロ、名曲

シャーベッツやユダの活動を経てソロの浅井健一さんの活動を紹介します。

危険すぎる

ファーストシングルは危険すぎるというベンジーが描く映画の中にいるような気持ちにさせる独特の歌詞です。

こちらは椎名林檎さんがコーラスとして参加されています。


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50歳をすぎてもなお精力的に活動される浅井健一さんは天才だと思います。

高い声が出なくなっている、シャウトが出にくくなっているが

ベンジーはラジオでも言っていましたが、最近は以前のような高い声が出ないと言っています。

その影響もあってかライブで演奏する選曲や、新しく作られる楽曲にも影響が出ています。

無理して高い声を出すのではなく、無理して激しい曲をやるのでなく、今の自分が表現したい今の自分にあった音楽表現をしていると感じます。

ベンジーは天然と言われている 自分の気持ちに忠実に生きている

ベンジーは天然で自分の気持ちに正直に生きているところが、すごくかっこいいと思います。

 

かっこいいものはかっこいい。

美しいものは美しい。

嫌いなものは嫌いと。

 

衝撃を与える歌詞をかけたのもこの正直さと芯の強さかなと思います。

椎名林檎さんは浅井健一さんのベンジーのファン

椎名林檎さんはベンジーのファンだと公認しています。

※椎名林檎さんは1978生まれでベンジーこと浅井健一さんは1964年生まれ

フェスで共演した際に浅井健一さんと仲良く喋る椎名林檎さんが楽しそうでした。

椎名林檎さんはベンジーのことを「歩く芸術」とインタビューで答えていました。

林檎さんいわく「曲に日本語をのせるとかっこ悪いと思っていたのにこの人の歌を聴いて日本語でもこんなにかっこいいものが作れるんだと衝撃を受けた」とのことです。

 

浅井健一さんの「危険すぎる」椎名林檎さんの「罪と罰」でコラボ

この二人は仲がよいためコラボもしています。

有名なのは椎名林檎さんのシングル「罪と罰」での共演、ギターと歯笛を担当したのがベンジーです。

また浅井健一さんのソロで1stシングル「危険すぎる」では椎名林檎さんがコーラスとしてコラボをしています。

丸の内サディスティックの歌詞の意味

丸の内サディスティックのベンジーが出ている箇所の歌詞の意味は、「グレッチで殴って」というのはまずベンジーが使っているギターがグレッチのテネシアンというものでしたので、それでグレッチと言っているのと。

そして殴っては直接的にバールのようにグレッチで殴ってという訳ではなく、グレッチで弾くギターで衝撃を頂戴、ギターで私の心をメチャクチャにしてという意味かと思います。

またそしたらベンジーが肺にうつってトリップは、ラットというエフェクターを使って歌っていたらベンジーが肺に乗り移ったようになってトリップ(ハイになる、興奮)するという意味かと推測です。

「そしたらベンジーあたしをグレッチで殴って」「そしたらベンジーが肺にうつってトリップ」この歌詞のベンジーって誰よ?暴力的と思われた方そうではありません。

丸の内サディスティックではピザ屋の彼女になってみたいというのは、ブランキーの「ピンクの若いブタ」でピザ屋の彼女が登場するからです。

浅井健一さんのまとめ

日本が誇るギターボーカリスト浅井健一さんの特集でしたがいかがでしたでしょうか?

58歳を超えた今も精力的に活動するベンジー。

まだまだ活躍してほしいと思っています。

 

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