今回は元ブランキージェットシティ(Blankey jet city)のギターボーカル浅井健一さんが、ブランキー解散後に作ったスリーピースのロックバンド「JUDE(ユダ)」について紹介します。
SHERBETS(シャーベッツ)はソロになってからも活動していたので、知っている人はいますがJUDEに関しては知らない人も多いかもしれません。
※インタビューにてブランキーのことも最高に楽しい思い出と答えていたので同等かと思うとすごく良いバンドです
バンドのメンバーは、ベースは渡辺圭一(HEAT WAVE)、ドラムは2度代わり初代ドラムスが渋いダンディな男の池畑潤二さん、2代目ドラムスがAJICOでも叩いていた随一の上手さの椎野恭一さん、そして3代目が明るくてテクニックもある城戸紘志さんです。
※城戸紘志さんはフジファブリックや吉井和哉さん、岡崎体育、ドリカム、いきものがかりまでに呼ばれる人気のドラマーです
今回はこのJUDEのバンドについて紹介していきますのでぜひご覧ください。
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JUDEはSEXY STONE RECORDS(セクシーストーンレコーズ)立ち上げ後に活動した2つ目のバンド
浅井健一さんといえばブランキージェットシティのボーカルとして超有名ですよね。
でもブランキー以外のバンドは知らない(AJICOはUAとバンドをしているのは知っているけれどぐらいで)、という方も多くいるでしょう。
これはブランキージェットシティやAJICOはメジャーレーベルに所属してのバンドですので、広報に力も入れられいるため人の目にも入りやすいことが原因としてあるでしょう。
しかし、SHERBETSやJUDEは浅井健一さんが立ち上げたレーベルSEXY STONE RECORDSでのバンドとなりインディーズバンドとなるため世間には伝わっていないこともあげられると思います。
※もちろんテレビには出てはいますが、タイアップ曲や広告の量など大きな差があると思います。
ブランキー後の「動」バンドJUDE
1つ目のバンドはSHERBETS(シャーベッツ)ですが、こちらはブランキーとは全く別の要素を持つ「静」もでき、「動」もできるバンドです。
何よりブランキーと違い4人バンドでキーボード兼ギターに福士久美子さんがいることもあり、だいぶとバックの演奏も幅広くまた静かな曲から壮大な曲、激しいロックな曲まで演奏します。
それに対してブランキーといえばベースやドラムも暴れ「動」の楽曲が中心といえるバンドですが、同じく「動」を感じる曲調の多いバンドがJUDEといえるかと思います。
※浅井健一さんがロックなギターボーカルとして聴けるバンド
JUDEは名曲も多く、私もずーっと続けてほしいバンドだったのに、活動が中止となって残念というのが正直なところです。
JUDEの代表曲、有名曲、名アルバムを紹介
JUDEの曲を聴かないと良いバンドと伝わらないかと思い曲を紹介をしていきます。
APPLE MUSICのサンプルがあるのでぜひ聴いてみてください。
JUDEの後期のイカつい曲「毒りんご売り」
こちらは5枚目のアルバム「Electric Rainbow」の1曲目で「毒りんご売り」です。
暴れまわるギターとドラム、コーラスも熱く、展開も激しいアップテンポのナンバーです。
このアルバムが収録されているのはJUDEの5枚目「Electric Rainbow」
他にもROCK SHOWやBad Girlなどの名曲を含め、題名で物議がかもしだされた(?)冷麺など盛りだくさんのアルバムです。
ドラマーの城戸が在籍しているのか、アルバムとしては明るいアルバムです。
JUDEの代表的なアップナンバー「HAPPY DAYS」と名アルバム「ZHIVAGO」
体が乗るギターリフ、童話的な不思議な歌詞、メロディもたっている名曲です。
ベンジーは最近の気に入っている曲は?と聞かれ「HAPPY DAYS」と答えていましたね。
こちらは名アルバム通算4枚目の「ZHIVAGO」の5曲目となっています。
一曲目から深海を泳いでいるような「恋のサブマリン」二曲目からおとぎ話の世界にぶっ飛ばすような「Dick Dee」、高速リフから最高速度へと駆け上がる「愛のChupa Chups」、ベンジーのメロディが宇宙へと誘う「宇宙的迷子」、頭がぶっ飛びそうになるロックアンセム「HAPPY DAYS」、8曲目の名曲「Black Hole」など捨て曲がない名アルバムです。
Mステでも歌ったポップナンバー「シルベット」を始め名曲の揃ったCharming Bloody Tuesday
こちらはタモリさんの歌番組Mステでも歌ったメロディがたった曲「シルベット」です。
※タモリさんは復活してほしいバンドとして「ブランキー」をあげていました
このシルベットは弾き語りにも向いたメロディがたったポップな曲です。
JUDEの代表曲 第一弾シングル曲DEVILと尖っている初期JUDEの名盤「Dirty animal」
こちらは第一弾シングルということで激しいナンバーを持ってくるところがベンジーらしいです。
ワルのベンジーらしく尖ったナンバーです。
初期JUDEのアップナンバー「LOVELY」
こちらは1枚目「DIRTY ANIMAL」より疾走感のあるロックナンバーです。
一曲目は最もかっこいいインストナンバー「カリブの海賊の宴会」、2曲目は先程紹介した名曲「LOVELY」、「DEVIL」、「Joey in my pocket」、「白雪姫」など名曲が揃っています。
1枚でJUDEの良い曲を知るならベスト版「SHOCKING BLACK」
アルバムに入っていないシングルや未発表曲も収録されているので、入門としてはベスト盤がやはり手軽ですよね。
結局ベストを紹介するのですが、私はHAPPY DAYSも毒りんご売りも宇宙的迷子もLOVELYも入っていないのでオススメしていないんですよね。
JUDE(ユダ)の事件など
JUDEのデビューは Charming Bloody TuesdayとDirty animalのアルバムを2枚同時発売での事件
JUDEですが、2002年の10月に2枚同時発売でデビューをしました。
しかし、こちらのアルバムの発売をしてロッキンオンジャパンにこのアルバムは不評のレビューを書かれることになります。
「リラックスをした浅井健一も悪くない」「できれば1枚で発売してほしかった」と書かれ、ベンジーはそちらのレビューに対して傷つきスペースシャワーTVの生放送にて「ロッキンオンジャパン」は買わないでほしいと言ったとのこと。
またこちらのレビューの後も数回何か書かれたようで、浅井健一さんとマネージャーあがロッキンオンジャパンのスタッフを呼び出し暴行をしたとの噂がありますがそれはあくまで噂ですので真相はわかりません。
オレンジレンジがギターリフをパクったと噂になった曲「Diduri Didura」
ギターのリフがオレンジレンジにパクられた~と感じたのがこちらの楽曲。
もちろんJUDEの楽曲のほうが先に発売されています。
まぁオレンジレンジはキャロル・キングに抗議されていますし、インタビューでバンドでのパクろうぜが合言葉だったようなのでかなり黒いですね。
JUDE(ユダ)のバンドまとめ
さて、今回は浅井健一さんのバンドJUDEについて紹介をしました。
私自身もブランキーに負けず劣らず好きなバンドの1つとなっています。
私としては再びJUDEで活動してほしいのですが…なかなか復活しませんね。
ブランキー後もベンジーの作詞作曲の才能は爆発しているので、ぜひベンジーが好きな人、ブランキーは知っているけれど他の曲は知らないという方に聴いてもらえればと思いこちらの記事を書きました。