今回はビョーク(Bjork)のオススメアルバムとライブ(live)を紹介します。
ビョークはアイスランドのシンガーソングライターで、歌手はもちろん作詞、作曲、編曲まで手掛ける天才肌のミュージシャンです。
様々な音楽に影響を受け革新的な音楽を作り出すことで知られています。
「Debut」
当時世界的なリバイバル運動の最中にあったアシッドハウスとクラシカルなジャズをミックスしたサウンドを、子供のように無邪気で自由奔放に引っ掻き回したような作品。ビョークの天才的な感性と、後の偉業を確信させるこれ以上ない完璧な”Debut”アルバム! pic.twitter.com/y5tuDL4BvV— カフカと呼ばれる少女 (@AaaMionwaklf) September 6, 2018
そんな天才ビョークがついに…2023年に日本にライブが来ることが決まりました~
神戸と東京に来ましたね
※神戸公演には私も参戦をし念願の生Bjorkを見ることができました。
orchestral(オーケストラル)というBjorkと32人のみのオーケストラメンバーのみのものと、cornucopia(コーニュコピア)
BJORKの経歴 や逸話やエピソード
ダンサー・イン・ザ・ダークに出演しカンヌ国際映画祭で「パルム・ドール最優秀女優賞」を取得
ダンサー・イン・ザ・ダークは一躍日本でも有名になった映画です。
見ると暗くなる鬱映画と言われていましたが、カンヌ国際映画祭ではその演技も評価されパルムドール最優秀女優賞をとっています。
監督にセクハラを受けていた、シャツを食べていたと嘘の情報を広められた
セクハラを受けていたことをTwitterで告白をしています。何度も抱きしめられたり、性的な提案をされたそうです。 その監督から仕返しとしてビョークが撮影中にシャツや服を食べていたと嘘の情報が流されたそうです
ビョークは11歳でデビューした早熟の天才
ビョークは5歳のときから音楽を学びわずか11歳ででカバーアルバムを出しそのアルバムが売れ、天才少女として人気が出ました。
しかし、ビョーク本人は「アーティストは新しいものを創造するものというスタンス」があり、その後はパンクバンドにドラマーでの参加、シュガーキューブスでボーカルを務め、その後ソロデビューをしています。
Sugarcubesシュガーキューブスでの活動 結婚・出産
ビョークは元々「ザ・シュガーキューブス」では夫でもあるギタリストのソール・エルドンと結婚して出産をしています。
この時期には息子がいる中、映画「ビョークのネズの木」なども撮っていたとか。
結婚・妊娠するも妊娠のまま歌って視聴者を気絶させる
ビョークが18歳のときに参加していたククルというポストバンドにいたころ、眉毛を沿って妊娠中のお腹を出しながらテレビにでたところ、視聴者の一人がそれを見てビックリして心臓発作をおこしたとのことです…w
ビョークは日本人に似ている?親日家?
ビョーク自身は見た目は東洋的な感じがし、日本人にも似てると言われたことがあるようで親近感を覚えるのか、日本人とのコラボが多いです。
※小さい頃のあだ名は「中国人」との噂もあります
例えばアコーディオン奏者のcobaさんともコラボをしていましたし、アラーキーこと荒木経惟にテレグラムのジャケット写真を撮ってもらったりしています。
またアカペラ・アーティスト「ドカカ」さんとのコラボ、服のデザイナーでは河野富広さんを起用しています。
また三島由紀夫の文学が好きだったり、川久保玲やジュンヤ ワタナベの洋服を好んでいます。
ビョークは可愛い?
ビョークは日本人と似た感じもあり可愛いと評判になることも。
また奇抜な衣装もありよく可愛いと話題にあがります。
アルバムジャケットを数枚みても彼女のユニークさがわかりますね…!
家に爆弾が届く…ファンは自死
昔アーティストのゴールディと付き合っていた時にファンからロンドンの家に爆弾が送られたことがあります。
無事爆弾はビョークの自宅には届かなかったのですが、その後ファンはビョークの曲を流しながら自殺をしたとのこと…狂ったファンですね。
空港で記者を殴る?
タイのバンコク、ドンムアン空港(Don Mueang)で記者に掴みかかっている動画が残っていますね。
関係のない息子シンドリを撮影されたこと、「こんなお母さんでどう思う?」とリポーターが息子に質問をしたことでキレたとのこと。
後々ビョークは大人気なかったとして謝罪をしています。
ビョーク(Bjork,Björk)が好きになる代表曲のライブ動画
ビョークのファンである私が感動したLIVE動画を紹介します!
まずはYoutubeで無料で観つつ、もう一度聴きたいアルバムを買うなり借りるなりApplemusicなどでダウンロードするのがオススメです。
Hyperballad ハイパーバラッド アルバム POST (ポスト)から
ビョークの最もポップな曲と言えば、ハイパーバラッドとも言えるのではないでしょうか?
難しい曲の多いビョークですが、この曲はいかんせんメロディラインが最高ですね。
クラシックと打ち込みが入り乱れるこの曲の演奏やっぱり天才ですね…!
Joga – アルバム Homogenic(ホモジェニック)から
ビョークといえば、ホモジェニックが一番好きだと言う人もいるのではないでしょうか?
アルバムは、ハンターのかっこいい立ち上がりからメロディアスなヨガへの繋ぎが最高です。
Pluto アルバム-ホモジェニック(Homogenic)から
アルバムとしても売れまくったホモジェニックから、アップテンポの曲Plutoです。
私はこの曲のビョークが大好きです。
ロック好きならこの動画を観てほしい!
この曲の途中から叫んでビョークが本能的に動いている様は、力強くて何故か感動して泣けてくる大好きな動画です。
It’s oh so quiet アルバム POST(ポスト)から
「It’s oh so quiet」はベティ・ハットンが原曲の曲ですが、これをビョークがPOSTでカバーをしています。
この動画はMy Taratataというテレビ番組での収録されたバージョンのようですね。
これこそカバーと言えるほど、原曲よりもかなりにぎやかな展開のある曲で、ライブならではのアレンジをするBjorkさん惚れちゃいます。
コクーン – “Cocoon” アルバム Vespertine ヴェスパタインより
ヴェスパタインがセールス的にはかなり好調で、日本でもトップ10になったとのこと。
このアルバムは前衛的なホモジェニックよりかなり聴きやすいアルバムで、このコクーンもオルゴールにのせてウィスパーボイスでメロディアスに歌い上げるビョークの魅力あふれる一曲です。
Triumph of a Heart アルバム Medúlla(メダラ)より
いつも実験的な楽曲の多いビョークですが、このアルバムはこのTriumph of a Heartをはじめヒューマンビートボックスを楽曲に大胆に取り入れています。
ヒューマンビートボックスが認知されたのが2000年でこの作品が2004年なのでいかにBjorkが先鋭的かがわかりますね。
ヒューマンビートボックス=HIPHOPや、ヒカキンさんなどのイメージを覆す感じですね。
Who is it? アルバム Medúlla(メダラ)より
もう一曲トランペットとヒューマンビートボックスが美しいこの楽曲 Who is it?を紹介します。
ビョーク(bjork)のおすすめアルバム
ビョークのオススメアルバムベスト3を紹介します!
※グレイテスト・ヒッツはベスト3に含めていません。
入門編ベストアルバム グレイテスト・ヒッツ
ベストアルバムなんて紹介して…思われるかもしれませんが、ビョークってアルバム自体が実験的なことをしすぎていてわかりづらいということが往々にしてあります。
そこでベストアルバムで良い曲があるんだと気づいてもらえたらなぁと思います。
曲目は以下のような感じに。聴きやすい曲に★をつけました。
01.オール・イズ・フル・オブ・ラヴ
02.ハイパーバラッド ★
03.ヒューマン・ビヘイヴィアー
04.ヨーガ ★
05.バチェラレット
06.アーミー・オブ・ミー
07.ペイガン・ポエトリー
08.ビッグ・タイム・センシュアリティ
09.少年ヴィーナス
10.ハンター
11.ヒドゥン・プレイス ★
12.イゾベル
13.ポッシブリー・メイビー
14.プレイ・デッド
15.イッツ・イン・アワ・ハンズ
でもね、残念ながらベストアルバム一枚で魅力が全てわかるほどでなく…
まだまだビョークは濃いんですよ!もっともっと良い曲がアルバムには溢れています。
セルマソングス~ミュージック・フロム・ダンサー・イン・ザ・ダーク おすすめアルバム3
映画 ダンサー・イン・ザ・ダークのサントラが聴きやすいのと実験的かつポップなのでオススメです。
映画は暗くて憂鬱になりましたが、サントラは見事な出来栄えです。
あのトム・ヨークとのデュエット曲もあります。
セルマソングス~ミュージック・フロム・ダンサー・イン・ザ・ダーク
POST ポスト おすすめアルバム2
ビョークといえばハイパーバラッドやIt’s oh so quietのカバーですが、それらが入ったアルバムです。
ポップと実験的な要素が丁度良いバランスで入っているアルバムといえるでしょう。
ホモジェニック おすすめアルバム1
ビョークといえばホモジェニックで時代を築いたと思っています。
同時期のレディオヘッドなどと先駆けて打ち込みなどの実験的な要素をいれつつも独特のメロディが癖になるアルバムです。
1曲目~6曲目は通して聴いてほしいほど完璧な流れです。
ビョークのまとめ
いかがでしたでしょうか?
ビョークのオススメの楽曲とアルバム、ライブ動画を紹介しました。
前衛的なミュージシャンとして世界で大活躍したビョークが今の世代にも伝わると嬉しいなと思ってこの記事を書きました。