Cornelius(コーネリアス)小山田圭吾はすごい?代表曲、有名曲を紹介

コーネリアスCornelius 小山田圭吾の凄さ

今回はコーネリアスこと小山田圭吾の凄さと逸話について紹介します。

Corneliusは2020年東京オリンピックの開会式の作曲担当を任されるほどの実力があるアーティストで、海外での評価も高いミュージシャンです。

でも過去のいじめの問題があってその後大炎上して音楽の担当を辞退しちゃうのですが…

でもなぜ彼はいわゆるオリコン1位や百万枚売れたミリオンヒットを飛ばすようなミュージシャンではないのにオリンピックの作曲に選ばれたのか…?

それは日本のミュージシャンだけでなく、海外のミュージシャンに認められたミュージシャンの中のミュージシャンだからです。

令和となりコーネリアスなんて知らないとか若い世代の方では増えてきていると思いますので、それも含めて紹介をしていきたいと思います。

なぜCorneliusこと小山田圭吾が凄いかについて記事を書きたいと思います。

目次

小山田圭吾は2個以上のバンド、ユニット、プロデュースを成功させている天才

まず私が思う天才とは「2つ以上のバンドやプロデュースを成功させた人は天才」だと思っています。

ジョン・レノンさんはThe Beatlesとジョン・レノンをヒットさせていますし、椎名林檎さんは椎名林檎と東京事変を成功させています。

※NIRVANAのカート・コバーン、ジミ・ヘンドリックスなどは早熟で27才でなくなったので2つバンドをする前に他界してしまったので含まれませんが天才です

※他にも一つのソロを成功させている宇多田ヒカルさんも天才で名前を挙げたらキリがありませんが

 

とにかく一つのアルバムや楽曲が売れることですらすごいのに、2つ以上ヒットさせるってものすごい才能だと思います。

Cornelius(コーネリアス)の海外の評価

コーネリアスは日本もですが、海外の評価が高いアーティストです。

英語圏の方が作ったサイトBest Ever Albumsでの評価

海外から評価の高いアルバムって何か知っていますか?

フィッシュマンズ、はっぴぃえんど、Nujabes、ボアダムスなどのバンドなのですが、Corneliusも評価が高いのですよ!

FANTASMAが一番人気で、次はPOINTですね。

Corneliusのランキングはこちら

FANTASMAの評価は投票116で平均点80点で114週間登場です。

 

比較として日本のロックバンドで海外でウケているバンドのONE OK ROCKのランキングはこちら

投票1で平均点74点で1週間登場です。

日本人でグラミー賞ノミネートは単純にすごいですね!

この辻川さんとのコラボ動画はユニクロのCMでもありました。

FANTASMAが8.8と高評価です。

FANTASMAの評価はこちらから閲覧できます。

POINTは7.8点

ONE OK とかX JAPANはなかったですね。

宇多田ヒカルさんのBADモードも8.0と高評価ですね。

オザケンこと小沢健二と小山田圭吾 早熟の天才二人が集まったフリッパーズギター

まず彼小山田圭吾が夜に出てくるキッカケになったのが小沢健二と小山田圭吾が中心となったバンド(ポップデュオ)フリッパーズ・ギターです。

この二人は中学生からの同級生。

小沢健二はスチャダラパーとコラボし当時とても話題になった「今夜はブギー・バック」82.1万枚を売った「カローラIIにのって」倖田來未がその後カバーした「ラブリー」などをソロになってヒットさせました。

フリッパーズギターのすごさ

何がすごいって渋谷系という日本独特の音楽のジャンルを確立させたこと!です。

映画の「デトロイト・メタル・シティ」で渋谷系が出てきましたが、渋谷系=オシャレで可愛らしい音楽であり、ロックやパンクなどのジャンルだけではなく、ボサノヴァや世界の音楽などを混ぜた当時としては斬新な音楽でした。

 

小説家の吉本ばななさんを始めファンも多いです。

またフリッパーズ・ギターの曲やアルバム名も同様してネーミングセンスがオシャレな楽曲が多いです。

「バスルームで髪を切る100の方法」

アルバム「three cheers for our side〜海へ行くつもりじゃなかった」、「DOCTOR HEAD’S WORLD TOWER -ヘッド博士の世界塔-」とか題名だけでもオシャレですね。

フリッパーズギターの解散理由

フリッパーズギターは全国公演を前に突然解散しています。

料金は払い戻したが、読売新聞によるとプロとして無責任すぎると報じていますが、どうやら仲違いというよりも小山田圭吾によると「(フリッパーズは)突然やめちゃったんで、当時、新聞にたたかれたり、みんなに迷惑かけました。なにか一つ理由があったわけじゃなく、もうお互い、そういう感じになってたんです、きっと。「やめよっか」みたいな感じだったと思います」とのことです。

同じバンドに天才二人がいるとしょうがいないかなとも思いますね。

革新的なユニット「Cornelius(コーネリアス)」の凄さ 代表曲は?

小山田圭吾の凄さと言えばコーネリアスからなんです!

デビューアルバム時はフリッパーズ・ギターではできなかったハードなギターミュージックがしたかったんだなと思いました。

THE FIRST QUESTION AWARDはまだ前のフリッパーズギターのままのポップロック、69/96はギターロックですがその後のアルバム「FANTASMA」から彼にしかできない音楽を作ります。

実際彼の才能は海外でも高く評価されている数々のアルバムに表れています。

海外で最初のアルバムとなった「fantasma」と「point」で世界的な評価を得た後も、彼は「SENSUOUS」と「Mellow Waves」というアルバムで評価を得ています。

フリッパーズ・ギターの延長線から進化したアルバム「The First Question Award」

フリッパーズ・ギターは突然の解散となり小山田圭吾が発表したアルバムは、まだフリッパーズ・ギターの名残もあるアルバムとなりました。

ワールドミュージックの要素をいれつつもポップであり、でも次のアルバムにつながる激しいギターもチラホラとでてきています。

ポップなナンバー THE SUN IS MY ENEMY

こちらはフリッパーズ・ギターファンには嬉しいポップなナンバー。

渋谷系まとめにも収録されているナンバーです。

やべっちFCでも使われた 代表曲2 女性のスキャットとギターインストが超かっこいい「PELE」

イントロからインパクトのあるかっこいいメロディ始まるこの曲、女性のスキャットが印象的なナンバー。

聞き所は中盤のオルガンソロ、ギターソロ。

ディープ・パープルを彷彿しますね。

小山田圭吾さんはギターがうまいイメージではないのですが、見事なギターソロを弾いています。

器用だな。

題名はサッカーのペレさんからとっています。

 

2枚目の69/ 96 Corneliusはギターロックという感じ

初期のCorneliusは海外で発売されてなかったりするんですがかっこいいんですよね!

代表曲1 TVでも放送されたMOON WALK ムーンウォーク

ヘヴィロックなのにボーカルが爽やかなナンバーでかっこいい。

hideとかにも影響を与えていそう。

バンドメンバーが骸骨の服を着ているのが印象的です。

 

世界的に名を上げたアルバム「FANTASMA」の誕生

ファンタズマというアルバムですが、このアルバムにて当時流行ったサンプリングという手法を彼が取り入れてから彼の音楽はもう一段階高みへと向かいます。

このアルバムから海外でも売り出すことになり評価も高いです。オリコンは最高6位。

しかし、サンプリングの音の元となるサンプル音の許可を取るのがものすごく大変だったらしく、彼はこの路線から離れることになります。

もったいない…

前述した通り、ピッチフォークメディアでは8.8の高得点を叩き出した日本人として誇るべき傑作です。

 

ちなみにファンタズマを元に作られた「CM」「FM」も名盤です。

代表曲 New music machine

爽やかなギターロックでFantasmaにも収録されたこちらの曲。

ポップな名曲です。

カウントが1,2,3,4,5,6という音声が流れながら激しく暴れるナンバー

プロモかっこよすぎだろ…!

 

代表曲3 Star fruit surf rider

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初期の路線から変えた代表曲はこちらの「Star fruit surf rider」ですね。

ライブの最後にもってきたりしていたので本人も好きなのではないでしょうか?

 

アルバムPOINT(ポイント)以降の突き詰めた音楽

今のデザインあなどのコーネリアスの音楽スタイルはPOINTから作られたのかなと思っています。

言うなれば独特の音の組み合わせで、ごちゃまぜに作る独特の音楽です。

芸術的でもうほぼ「デザインあ」の世界観を作り出していますね。

POINT以降の代表曲「Point of view point」

水の音をサンプルしたDrop、未来世紀ブラジルの「Aquarela do Brasil」のカバーが入っていたりします。

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代表曲4 LIVEでは動画との親和性が高い CMでも流れていた「GUM」

彼のライブはVJの流す動画との親和性が高く、日本では先駆け的にやっていた印象に思います。

Mello Waves

最高傑作とも売り出されたこちらのアルバム。

pointからの実験的な感じは残っていますが、いつか / どこかなどの爽やかなナンバーもあるのが嬉しいです。

いつか / どこか

革新的音楽バンドMETAFIVE(メタファイブ)の活動

2016年には元YMOの高橋幸宏や砂原良徳、TOWA TEI、ゴンドウトモヒコ、LEO今井などと組んだバンド METAFIVEが話題となりました。

ブラッシングを多用したコーネリアスのギターかっこいい!

カヒミ・カリィを発掘したコーネリアス

国民的アニメちびまる子ちゃんの主題歌「ハミングがきこえる」を作曲し歌ったのがカヒミ・カリィさんです。

コラボしたのは日本の有名ミュージシャンだけでなく海外有名ミュージシャンまで

コーネリアスはBeck、Blur、Sting、Mobyという海外のミュージシャンとコラボしています。

Yellow Magic Orchestra、ピチカート・ファイヴ、細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏、テイ・トウワ、スチャダラパー、電気グルーヴなど、国内外で名高い多くのミュージシャンとコラボレーションをしたり、オノ・ヨーコや息子のショーン・レノンと共にYOKO ONO PLASTIC ONO BAND名義で活動したりしています。彼の音楽活動は非常に幅広いです。

 

NHK教育番組「デザインあ」での活躍

国内での活躍として有名なのがNHKの教育番組「デザインあ」での活躍につきるでしょう。

まずはいきなり動画を見てもよいかと思います。

音楽と映像の組み合わせがなんとも美しいですよね。

コーネリアス小山田圭吾の家族関係とは

ミュージシャンの息子

和田弘とマヒナスターズの三原さと志の長男として、東京に生まれています。

元結婚相手はL→Rでも活躍した嶺川貴子

カヒミ・カリィさんとも活動していた嶺川貴子さんは元L→Rのメンバーでした。

ちなみにL→Rがヒットしたのは嶺川貴子さんが脱退したあとです。

現在は離婚されておりますが、子どもの小山田米呂さんがいます。

コーネリアスのいじめ問題にて

コーネリアスについて語るのを避けて通れない問題がいじめ問題ですね。

『ROCKIN’ON JAPAN (1994年1月号)』と『QUICK JAPAN (1995年8月号)』に掲載されたインタビューが元に炎上してしまいました。

内容は知的障害者のAくんに排泄物を食べさせた、自慰行為をさせたというものです。

実際には排泄物を食べてすぐに吐いたというエピソードと、自慰行為をしろよと友達がいっていたことに引いたと語っています。

また当時出された記事のチェックができていなかったと弁明しています。

 

上記のことは傍観者だったが、小学校の時にAくんに対してダンボール箱の中で黒板消しの粉をかけるなどの行為があったとも認めています。

高校のときは友人の一人で年賀状などのやり取りなどもあったそうです。

私もオリンピック問題が出た当時この問題をTwitterで見て不快になっていたのですが、謝罪文を見て気持ちがかわりました。

ぜひ正式に謝罪をしている文章を読むことをおすすめします。

コーネリアス小山田圭吾さんのまとめ

小山田圭吾さんの活動をまとめましたが、いかがでしたでしょうか?

世界から高い評価を得る音楽を作るコーネリアスさんの魅力を伝えたいと思いこの記事を書きました。

またフリッパーズ・ギターなども紹介できればと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

90年代ロック、2000年代ロックにハマりフェスが大好きです。名バンドの名曲を紹介します。

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